プラザスタイルが店舗内端末としてカシオのハンディターミナルを採用

輸入雑貨店などを展開するプラザスタイルが、店舗内の業務用端末としてカシオの最新ハンディターミナルを採用した。

» 2008年02月28日 21時26分 公開
[ITmedia]

 2月28日、カシオ計算機は同社の流通・小売業向けハンディターミナル「DT-X7」が、輸入生活雑貨店「PLAZA」などを運営するプラザスタイルの店舗内における棚卸・発注システム端末として採用されたことを発表した。

 プラザスタイル(2006年5月1日 ソニープラザより社名変更)は、輸入生活雑貨店のPLAZAをはじめ、「セレンディピティ」、小型店の「MINIPLA」などの店舗網を展開している。

 各店舗では従来、2種類のハンディターミナルで棚卸業務と発注業務を行ってきたが、店舗網の拡大に合わせてこれらを統合するハンディターミナを検討、その結果、カシオのDT-X7の導入が決まったという。

ハンディターミナル「DT-X7」 2.4インチQVGA半透過型カラー液晶を採用、Bluetooth Ver.2.0(Class2)や、IEEE802.11b/IEEE802.11gの無線LAN機能などを搭載している

 プラザスタイルはDT-X7導入の理由として、顧客の前で操作しても違和感のない外観、音声読み上げ機能で確認が容易なこと、ブラウザ搭載により既存の発注システムをそのまま移行できることなどを挙げている。3月22日オープン予定の「PLAZA 舞浜イクスピアリ店」(千葉県浦安市)へ8台を配備するのを皮切りに、今後の新規店舗すべてでDT-X7を採用、さらに既存店舗にも順次導入を進めていく。

 今後はVoIPパッケージの導入による店舗内通話の実現など、コミュニケーションツールとしての活用も視野に入れているという。

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