The Linux Foundationは、システム開発における各プロセスでOSSがどのように使われているかの実態を示したデータベースを公開した。システムインテグレーター各社の使用実績の度合いも参照できる。
The Linux Foundationは3月19日、要求/要件定義、分析/設計、開発、テスト、構築、運用/保守、変更/構成管理、プロジェクト管理といったシステム開発における各プロセスでOSSがどのように使われているかの実態を示したデータベースを公開した。
「いろいろなSIプロセスで使用できるOSSツールの調査」として公開されたデータは、システムインテグレーターを中心とするThe Linux Foundation内のワーキンググループ「SI Forum」の活動成果として「SI Forum Linuxシステム構築情報ポータル」内にまとめられている。
企業システムへの適用時に話題となるOSSに加え、参加各社がシステム構築に使用しているOSSツール約70種類を加えた212種類について検索できるようになった。商用ツールを含めたマップを作成し、商用ツールと同様に使えるOSSツールが紹介されているほか、ライセンス情報、参加各社の使用実績の度合いなどが一覧できる。
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