国内通信事業者のソリューションおよびマネージドサービスの年間成長率は、2007年〜2012年に13.8%になるとIDC Japanは発表した。
IDC Japanは3月31日、2007年における国内通信事業者のソリューションおよびマネージドサービスの市場規模と、2007年〜2012年までの市場規模の予測を発表した。
2007年におけるデータセンター、セキュリティ関連サービス、SIソリューション、ネットワーク運用保守の市場規模は7003億円で、前年より14.5%増えた。2007年〜2012年の年間平均成長率は13.8%となり、2012年には1兆3364億円まで市場規模が成長するという。
同社は、今後セキュリティおよびデータセンターサービスが市場をけん引すると予測。セキュリティサービスの年間平均成長率は20.6%になるとしている。短期的には、コンプライアンス対応や事業継続対策のため、データセンターを基盤とするバックアップおよびストレージのサービスで需要が増えるという。中期的には、ビジネス環境の変化に備えSaaS(サービスとしてのソフトウェア)などオンデマンド型サービスの利用が進むと見ている。
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