米IBM、金融サービス業界向けの新しいフレームワークを発表

米IBMは、金融サービス業界向けのフレームワーク「IBM Banking Framework for Customer Care and Insight」を発表した。

» 2008年04月11日 19時46分 公開
[ITmedia]

 米IBMは、金融サービス業界向けの新しい業界フレームワーク「IBM Banking Framework for Customer Care and Insight」を発表した。金融サービス企業における収益拡大や解約率の低減、リスク低減、業務効率の改善、ビジネス戦略の支援を実現するという。

 同フレームワークは、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいて、「インフォメーション・オンデマンド(IOD)」機能をフルに活用したマーケティングやセールス、コンプライアンス戦略を支援する。

 同フレームワークを利用することで、例えば「どの顧客が付加的なサービスを最もよく購入する見込みがあるか」という状況を把握して、複数チャネルから個々の顧客に合わせたマーケティングキャンペーンを企画および実施、あるいは新商品の迅速かつ効果的な市場投入が可能になるという。

 2008年度第1四半期に発表した小売業および医療分野向けのフレームワークに続くもので、WebSphereやInformation Management、Lotus、Rational、TivoliといったIBMのソフトウェア製品群で構築されるという。

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