Firefoxは3月のパッチが原因で、安定性に問題が生じていた。
Mozilla Foundationは4月16日、Firefoxブラウザの安定性向上を目的としたアップデート版の2.0.0.14を公開した。
アドバイザリーによると、Mozillaは3月に、FirefoxのJavaScriptエンジンの問題(MFSA 2008-15)に対処するパッチをリリースしたが、これが原因で一部でクラッシュが起きるなど安定性に問題が生じた。
このクラッシュの悪用が可能なことは実証されていないが、過去にはこの種のクラッシュが悪用できる可能性が証明されたケースもあることから、アドバイザリーを出すことにしたという。
Thunderbird 2.0.0.14とSeaMonkey 1.1.10でも同じ問題が修正されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.