NECとNECインフロンティアは、UNIVERGEサーバの新製品となる中規模向け「SV8500」と小規模向け「SV8300」を発売する。
NECとNECインフロンティアは5月28日、企業向けコミュニケーションソリューション「UNIVERGE」のサーバ新製品「UNIVERGE SV8500」と「同 SV8300」を発売した。
SV8500は中規模向けとして、SIP対応テレフォニーサーバの「SV7000」と中大容量のフルIP対応コミュニケーションサーバ「APEX7600i」の機能を統合した。最大12万回線の内線を収容でき、1台でサーバの二重化システムも構築できる。
SV8300は、小容量のフルIP対応コミュニケーションサーバ「UNIVERGE APEX3600i」の後継モデルとして、従来に比べて1.5倍となる最大1536回線の内線を収容できる。消費電力も37%削減した。1ユニット構成で、IP電話やインスタントメッセージなどのユニファイドコミュニケーションの基本機能を利用できる。
価格はSV8500が500万円から、SV8300が50万円から。さらに内線電話の一括設定やデータベース連携機能を持つ運用管理サーバ「UNIVERGE MA4000」も発売し、2008年度下期に出荷する。
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