ネオジャパンは7月2日、SaaSに社内SNSなど新たに6製品を追加すると発表した。
グループウェアを提供するネオジャパンは7月2日、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)「Applitus」に社内SNSなど新たに6製品を追加すると発表した。月額制のアプリケーションサービスであるdesknet'sシリーズ向けに経理、稟議および日報、社内SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の3種類、コラボレーションアプリケーションサービス向けにWebメール、共有ホスティング、専有ホスティングの3種類を提供する。ビジネスにおけるコミュニケーションの活性化を支援する。
ネオジャパンの取締役、狩野英樹氏が特に期待するのが社内SNSの「desknet's SNS」。トップページに日記、コミュニティなど新着情報を集約することで、アクセスしやすい画面にした。携帯電話からも利用できる点も特徴としている。
狩野氏は「SNSは企業内の複数部門にまたがるプロジェクトにおいて、横断的に情報を共有する場合などに非常に便利。今後のユーザー数拡大が見込まれる」と話している。社員同士が部門や世代を超えてつながりを持てる施策としても話題を集めている。
期待されるもう1つの新機能は、日報と稟議システムによりコストを可視化できるという「desknet's MMM(エムスリー)」だ。個人の活動を可視化できる日報の特性に着目し、出退勤報告、プロジェクトごとの工数管理、原価集計、経費管理などを計数化し、それを稟議システムで統制管理する。「管理しにくいといわれる人的工数、契約から発注、支払いまでのプロセスを簡潔に管理できる」(狩野氏)という。
この日は、中堅PR企業のサニーサイドアップがApplitusのユーザーとして話した。社員が100人ほどだが、縦割り組織であるため請求書がバラバラだったり、プロジェクトの横断管理が難しく収益管理が困難だったりといった課題をApplitusで解決できたとしている。
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