10Gbpsの広帯域トラフィックへの対応やIPS(不正侵入防御)の機能強化などを図る。
ラックは7月24日、ネットワークのセキュリティ監視・運用サービス「マネージド・セキュリティ・サービス」に10Gbpsの広帯域ネットワーク対応や中小企業向けIPS(不正侵入防御)の分析機能のメニューを追加すると発表した。
新サービスでは、10Gbpsの広帯域ネットワーク対応したMcAfee製のIPS機器「Network Security Platform」を使用して、データセンターやサービスプロバイダなどの高速かつ膨大な量のデータ転送が行われる企業ネットワークを保護する。さらに、IBMやCiscoの機器にも順次対応する予定だという。
中小企業向けの「UTM24+」サービスでは、IPSの運用管理機能にセキュリティログの分析機能を追加する。UTM(統合脅威管理)装置の稼働監視やメンテナンス、リポート、障害対応などに活用でき、専任のセキュリティ管理者を置くことが困難な企業でもネットワークセキュリティの強化を図ることができるという。
新メニューは9月1日から開始する。
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