日本の夏は、あちらこちらでカミナリや夕立(というよりはスコールに近いのよね……)が多い。当然、それらに対応しておくことも忘れてはいけない。カミナリ対策と言うわけではないが、利用していないPCの電源を抜いておくことで万が一の時にも高電圧の進入を防げる。またこれほどカミナリが多いとなると停電に対する対策も欠かせない。宮崎空港では、カミナリで滑走路に穴があいた。それほど、コワいのだ。無停電電源装置(UPS)を導入することはもちろんのこと、それらのバッテリーをチェックしておこう。バッテリーの寿命は製品によっても異なるが、おおむね3年から5年である。多くのUPSはバッテリー交換の時期がくると何らかの方法で教えてくれるようになっているが、そのメッセージに気付かないことだってある。せっかくUPSがあるにもかかわらず、バッテリーがヘタっていたらどうにもならない。
年末にも書いたけれど、HDDは長期休み明けに機嫌が悪くなっていることが多い。大事なデータのバックアップも忘れずに行っておこう。
会社の中から人がいなくなるというのは、いろいろなリスクが伴う。まさかとは思うが、地震が起きたときのことも考えておくことも大切だ。ちょっとした揺れで物が落ちたりしないよう、デスクの周辺は整理整頓するとともに、止め金具などもチェックをしておきたい。休み中の緊急事態に備えて、連絡網の確認を行う。これでひと段落かな。
今回はいつもより少し、マジメなお話でした。さあわたしも、ゆっくりとお休みを楽しむために、社内の対策に不備がないかをチェックしようっと。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.