組み込みソフトウェアの開発など製造業向けサービスを手掛けるジークグループは、オーストラリアのRayTechNetから販売権を取得した。
組み込みソフトウェアの開発など製造業向けサービスを手掛けるジークグループは、オーストラリアのRayTechNetから販売権を取得し、9月11日から生産管理システムの販売を開始した。サプライチェーンにおける品質検査管理とトレーサビリティ機能の優位性が特徴。新会社のジークレイ・ソリューションズが販売を担当する。
製品名は「RaysMICS」。品質検査データ管理機能では、製造番号をキー項目にして、品質や性能評価テストプログラムに基づくすべての検査データ情報を一元管理できる。品質管理やトレーサビリティ機能では、製品固有の生産情報を部資材引当情報とともに管理できるため、正確なトレーサビリティが可能という。
RaysMICSはWebでの稼働環境を確保した。これにより、生産アウトソース先の協力会社や海外工場を含めたサプライチェーン全体の一元管理が可能になる。
全モジュールを利用できる1サーバライセンスは5000万円。2011年をめどに15億円の売り上げを目指す。
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