グレープシティが提供するバーコード生成コンポーネントは、Javaベースの帳票システムなどとの連携を可能にする。次世代規格のバーコードにもいち早く対応した。
グレープシティは、Java向けのバーコード生成コンポーネントの新版「BarCode 2.5J」を発表した。次世代規格のバーコード「GS1データバー」4種類に新たに対応し、サポート規格は21種類となる。バーコードはGUIから種類や値を入力して生成し、Javaソースコードも自動生成する機能を持つ。
バーコード生成のGUIでは、バーコートを画像で確認しながら設定できる。Javaソースコードを自動生成するため、帳票システムのデータベースなどと連携させる開発が容易になる。出力する画像形式はPNGとJPEGに対応、画像ファイル出力とストリーミング出力に対応する。
GS1データバーは、国際的な流通標準化機関のGS1が2010年より標準化を認めたバーコード規格。従来のJAN形式と比べてサイズが小さく、商品のメーカーや製品名といった情報に加え、有効期限や賞味期限、産地情報、容量などの多くの情報を記載できる。
価格は1開発ライセンス6万3000円、1CPUサーバ運用ライセンス10万5000円。ダウンロード販売のみで3月23日から提供する。
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