「Microsoft Office 2010」世界で発売 日本は6月17日

Microsoftが世界で一般向けの「Office 2010」の販売を開始した。

» 2010年06月16日 07時47分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは6月15日(現地時間)、世界での「Microsoft Office 2010」発売を発表した。Best Buyなどの小売店やAmazon、Microsoftの直営オンラインストアなど3万5000以上のショップから5エディションの製品が購入できる。Office 2010をプリインストールしたPCも同日に発売される。ただし、日本ではソフトウェア、プリインストールPCともに17日に発売する。

 これも日本と異なるが、海外のプリインストール版は「Office Starter 2010」となっており、ユーザーは別途「Product Key Card」を購入することで通常版のOffice 2010にアクティベートする仕組みになっている。ユーザーはカード購入時に「Office Home and Student 2010」「Office Home and Business 2010」「Office Professional 2010」のいずれかを選択できる。

 Microsoftによると、現在OfficeがインストールされているPCは10億台以上。Office 2010のβ版は900万回以上ダウンロードされ、βユーザーの75%が6カ月以内に正規版を購入する計画という。β版は10月31日に期限が切れる。

 Office 2010では、7日に公開された「Office Web App」と連係させることでオンラインでの文書編集、共同編集などが可能。また、Windows Mobile 6.5搭載端末向けには「Office Mobile 2010」が既に公開されており、Office 2010のドキュメントの閲覧が可能だ。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

関連ホワイトペーパー

Office | Microsoft(マイクロソフト)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.