Google+のユーザー数は1000万人突破――ペイジCEOがGoogle+で会見原稿を公開

Googleのラリー・ペイジCEOは業績発表の記者会見中、自身のGoogle+で会見原稿を公開した。

» 2011年07月15日 08時01分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleのラリー・ペイジCEOは7月14日(現地時間)、第2四半期(4〜6月期)の業績発表後の記者会見で、6月末に公開したソーシャルサービス「Google+」のユーザー数が1000万人を超えたと正式に発表した。

 同氏は自身のGoogle+で、会見で述べた内容とほぼ同じ文章(発表原稿と思われる)を公開している

 この中で同氏は以下のような統計数字を発表した。

  • Google+:ユーザー数は1000万人を超え、1日当たり10億以上のアイテムが共有されている
  • Google +1:1日当たり23億回クリックされている
  • Android:1日当たり55万台アクティベートされている(会見では累計1億3500万台とも)
  • Google Chrome:Webブラウザのユーザー数が1億6000万人以上に

 また、同氏はGoogleの製品を次の3つのカテゴリに分類した。まず、同社の売り上げのコアとなる検索および広告、次にYouTube、Chrome、Androidといった人気サービスで、同社はこれらのサービスの長期的な成功を目指して投資している。3つ目としてはGoogle+、“Commerce and Local(Google PlacesやGoogle Offers、Google Walletなどを指すとみられる)”を挙げた。

 3つ目のカテゴリはまだ収益に結び付いていないが、ペイジ氏は「われわれは従来通り長期的な収益と成長にフォーカスしている」と主張した。「Googleはまだスタートしたばかりで、われわれにできることの1%しか達成していない。だからこそ私はこの会社を次のレベルに引っ張るために懸命に働いている」

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