Google、Motorolaの携帯部門を買収 Androidの成長加速へ

Googleが、Androidタブレット/スマートフォンを開発・販売するMotorolaの携帯電話部門を買収。Googleは大手端末メーカーを傘下に収めるが、「Androidはオープンなままだ」という。

» 2011年08月15日 22時45分 公開
[ITmedia]

 米Googleは8月15日、Androidスマートフォン/タブレットを開発・販売する米Motorola Mobilityを約125億ドルで買収すると発表した。買収でAndroidエコシステムの成長を加速し、モバイル分野での競争力を強化するとしている。

 Motorola Mobilityは、Motorolaからモバイル端末やセットトップボックス(STB)事業を分社化して今年1月に発足。タブレット「XOOM」やスマートフォン「DROID3」などAndroid端末も製造している。

 買収後もMotorola Mobilityは存続し、AndroidのライセンシーとしてAndroid端末の開発を進める。Googleは「Androidはオープンなままだ」と説明している。

 Googleのラリー・ペイジCEOは「2社はともにAndroidエコシステムの成長を加速するユーザー経験を創造し、コンシューマー、パートナー、開発者に利益をもたらしていく。GoogleファミリーはMotorolaを歓迎する」とコメントしている。

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