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» 2011年11月26日 12時00分 公開

実名SNSが変える会社と従業員の力関係オルタナブログ通信(2/3 ページ)

[森川拓男,ITmedia]

実名SNSで立場逆転?

 るLinkedInは言うに及ばず、Facebookもまたその人の名刺であり、履歴書です。

 会社と個人の関係が逆転する実名ソーシャルネットワーキング:バブル世代もクラウドへGO!


 実名SNSが台頭している。野水克也氏「バブル世代もクラウドへGO!」は会社と個人の関係が逆転する実名ソーシャルネットワーキングで、「コンシュマー相手ではないビジネスの世界にも大きな影響を及ぼしてきます」といい、「1番大きなインパクトは、会社主体から個人主体へビジネスの枠組みが変化するのではないかというところ」だと考えている。

 野水氏が言うように「従来は、ビジネスにおいて信頼の尺度となるものは名刺」だった。それは「会社名と肩書き」を確認するためだ。「ビジネスはまず名刺交換から始まりますから、名刺交換をしたときの印象(つまり会社と肩書き)がずっと残る」。それも、「会社を代表して客先へ行って名刺交換するので、相手も当然会社の誰それとしてこっちを認識」するわけだ。

 しかし「Facebookはまず個人です」。「会社が変わっても連絡先は変わらない」、さらに「会社の表記も1つではなく、今までの遍歴や出身校までプロフィールに表示される」。つまり「転職ツールと呼ばれるLinkedInは言うに及ばず、Facebookもまたその人の名刺であり、履歴書」なのだ。

 そうなると「Facebookでつながったビジネスの相手とは、会社と会社の付き合いではなく、個人と個人の付き合いになってくる」と野水氏は予想する。

 そうなると今後、「相対的に会社という組織ドメインの威力は弱まるのではないか」。そして「エッジの効いた会社はともかくとして、さしたる特徴がない会社は特徴がある『個人が今住んでいる場所』程度にしか認識されない」ようになるかもしれない。

電子書籍の活用術

 Kindle版「スティーブ・ジョブズ」で「Levinson」を検索した結果をリストアップしてみました。

 アップルの新会長、アーサー(アート)・レビンソンはどんな人?:海外速報部ログ


 電子書籍には紙の書籍にはない利点がある――そのことを感じさせてくれたのが、佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」のアップルの新会長、アーサー(アート)・レビンソンはどんな人?だ。インターネットで調べてもエピソードが拾えない人物について、「すくなくとも、アップルに復帰したジョブズが自分で指名した取締役なので、ジョブズ派であることは確か」だと思った佐藤氏は、「Kindle版『スティーブ・ジョブズ』で『Levinson』を検索」してみた。これは紙の書籍ではできない芸当だ。

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