最新バージョンの「Google Chrome 16.0.912.75」では計3件の脆弱性に対処した。
米Googleは、Webブラウザ「Chrome 16」安定版のアップデートを1月5日付でリリースした。最新バージョンは、Windows、Mac、Linux、Chrome FrameおよびChromebook向けとも「16.0.912.75」となる。
同社のブログによると、今回のアップデートでは「アニメーションフレームの解放後使用」「libxmlのヒープバッファオーバーフロー」「グリフ処理におけるスタックバッファオーバーフロー」という計3件の脆弱性に対処した。危険度はいずれも同社の4段階評価で上から2番目の「High」となっているが、現時点で詳しい情報は公開されていない。
脆弱性情報を提供した2人にはそれぞれ1000ドルの賞金が払われた。
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