日立ソリューションズがファイアウォールログ解析製品をバージョンアップ、「出口対策」を支援

ファイアウォールが遮断した外部へのアクセスの情報を集計できる機能を追加した。

» 2012年01月20日 12時16分 公開
[ITmedia]

 日立ソリューションズは1月20日、ファイアウォールのログ解析製品の最新版「FIREWALLstaff 01-05」を23日から提供すると発表した。企業内の情報を外部に漏えいさせる通信を早期に把握でき、情報セキュリティにおける「出口対策」を強化するとしている。

 最新版ではファイアウォールがポート番号単位で遮断した外部へのアクセスに関する通信の接続元と接続先を集計できる機能を追加。企業内に侵入した不正プログラムが外部の攻撃者サーバと通信を行っているかどうかやその接続先の特定、また社内のどのコンピュータが不正プログラムに感染しているかを調べられる。

 製品価格は63万〜75万6000円。対応するファイアウォールは、ジュニパーネットワークスの「NetScreen/SSG」「SRX」、富士通の「IPCOM EX」、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ、フォーティネットの「FortiGate」、パロアルトネットワークスの「PA」となる。

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