妊娠・出産・育児情報サイト「ベビカム」の会員情報17万1518件が不正アクセスにより漏えい。中国からアタックを受けたという。
妊娠・出産・育児情報サイト「ベビカム」の会員情報17万1518件が漏えいしたと、同サイトを運営するデジタルブティックが2月9日に発表した。
漏えいしたのは会員のメールアドレスとログインパスワード、生年月日。これ以外に個人を特定できる情報の漏えいはなく、9日未明の時点では悪用による被害は確認されていないという。ログインパスワードは無効にし、再発行する。
同社によると、サイトの脆弱性を狙った攻撃を2月3日から断続的に受け、「特殊な不正アクセス」によってデータベースから会員登録情報の一部を取り出せる状態になっていたという。漏えいを確認したのは7日午後7時ごろだった。アタックは中国からだったという。
確認後に新規のログインを遮断し、既に判明している不正アクセスについては防御対策済みという。専門機関の協力で原因究明とセキュリティ強化に全力を挙げ、Web Application Firewallを追加設置してアタックを防ぐ対策を10日を目標に進めるとしている。
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