F5、ブレード型ADCに新モデルを追加

レイヤ4で320Gbpsのスループットを実現した通信サービス事業者向けモデルとなる。

» 2012年04月27日 13時57分 公開
[ITmedia]

 F5ネットワークスジャパンは4月27日、通信サービス事業者向けブレード型アプリケーションデリバリーコントローラー(ADC)の新製品「VIPRION 4480シャーシ」および「VIPRION 4300ブレード」を発表した。5月下旬に発売する。

 新製品はスループットがレイヤ4接続で320Gbps、レイヤ7で160Gバイト、ハードウェア圧縮で80Gbpsの性能を持つ。SSLスループット(バルク暗号化)の高速化では80Gbps。ブレードの性能を最適化する同社独自の「Clustered Multiprocessing」技術により、電源の自動追加や過剰設定の解消、仮想ADCインスタンスの構築といった設定が容易に行えるという。

 またADCとして初めて40ギガビットイーサネットポートを搭載。FIPSやNEBSなど国際的な通信処理の基準への対応も支援する。価格は4480シャーシが595万円(税別)から、4300ブレードが2210万円(同)。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ