NEC、複数サーバの一括節電に対応したIAサーバ発売

「Express5800シリーズ」の新製品ではXeonプロセッサの最新版の採用により、最大約35%の消費電力の削減を実現している。

» 2012年07月19日 20時50分 公開
[ITmedia]

 NECは7月19日、IAサーバ「Express5800シリーズ」の新製品4機種を発売した。最新のインテル Xeonプロセッサ「 E3-1200v2ファミリー」の採用で約20%の性能向上と最大約35%の消費電力の削減を図った。

Express5800_GT110e-S

 新製品ではグループ化した複数のサーバ全体に使用電力の上限値を一括して設定し、制御できる「グループパワーキャッピング」機能を搭載。従来はサーバごとに設定する必要があったが、同機能により節電に必要な作業の負担を軽減できるようになる。

 またサーバ管理ソフトウェア「ESMPRO/Server Manager」の最新版も無償提供する。同バージョンは従来のxpress5800シリーズ製品を含めて電力を制御できるようになっている。

 4機種は、1Wayタワーサーバ「Express5800/GT110e」(7万8800円から)、1Wayスリムサーバ「Express5800/GT110e-S」(10万8800円から)、1Way水冷スリムサーバ「Express5800/GT110e-S(水冷)」(18万7000円から)、1Wayラックサーバ「Express5800/R110e-1E」(18万6000円から)。

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