Facebook傘下のInstagram、Twitterでの写真共有機能を強化

InstagramとTwitterで異なるアカウント名を使っているユーザーをInstagram内でメンションした場合、そのユーザーが2つのアカウントを接続していれば、Twitter上では自動的にアカウント名が“翻訳”され、メンションが有効になる。

» 2012年10月22日 07時01分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebook傘下の写真共有サービスInstagramは10月19日(現地時間)、Instagramの写真をTwitterで共有する場合のメンション(他のユーザーのタグ付け)機能を強化したと発表した。メンションしたいユーザーが、InstagramとTwitterで異なるアカウント名を使っていても、そのユーザーが2つのアカウントを接続していれば、自動的に変換する。

 instagram 相手がInstagramの共有設定でTwitterアカウントを設定していればOK

 例えば、メンションしたい相手「花子」さんが、Instagramのアカウント名を「hanako」に、Twitterのアカウント名を「hanachan」にしており、2つのアカウントを接続している場合、Instagramのキャプションやコメントで「@hanako」と入力すると、Twitterでの投稿の表示は「@hanachan」となってhanachanのアカウントへのリンクが生き、花子さんはTwitter上で自分がメンションされたことが分かる。

 従来は、2つのアカウント名が異なる場合、接続されていてもTwitter上ではアカウント名とは認識されなかった(@hanakoはTwitter上でも@hanakoのままで、リンクなしのプレーンテキストとして表示された)。

 この機能は、メンション相手がInstagramとTwitterを接続している場合のみ有効だ。例えば花子さんが自分の2つのアカウントを接続していなければ、Instagramで「@hanako」と入力したキャプションやコメントは、Twitter上では「hanako」と@抜きで表示され、リンクなしのテキストになる。

 Instagramにはかつて、Twitterでフォローしている相手をInstagram上でもフォローするために「友人を探す」機能があったが、TwitterがサードパーティーによるAPI利用のガイドラインを厳しくした際、この機能は削除された

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