Adobe、ReaderとAcrobatの定例アップデート公開を予告

特にWindows向けのReader/Acrobat 9.5.2と9.xでは、攻撃発生の危険が高い深刻な脆弱性が修正される見通し。

» 2013年01月08日 07時37分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Adobe Systemsは、Adobe ReaderとAcrobatの定例セキュリティアップデートを米国時間の1月8日(日本時間9日)に公開する。

 アップデートの対象となるのは、WindowsおよびMac向けのReader/Acrobat XI(11.0.0)までのバージョンと、Linux向けのReader 9.5.1および9.xの各バージョン。

 特に、Windows向けのReader/Acrobat 9.5.2と9.xでは、優先度を最高の「1」と位置付けており、攻撃発生の危険が高い深刻な脆弱性が修正される見通し。Adobeはこのレベルのアップデートについて、72時間以内をメドに適用することを勧告している。

 8日にはMicrosoftも月例セキュリティ更新プログラムの公開を予定している。

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