LinkedInのWebサイトが一時的にアクセスできなくなったり、ユーザーが別のWebサイトに誘導されたりするトラブルが発生した。
ビジネスSNSのLinkedInが米国時間の6月20日、一時的にアクセスできなくなる障害に見舞われた。同社はDNS問題が発生したと説明しており、米セキュリティ機関SANS Internet Storm Centerなどは、DNSが乗っ取られたとの情報もあると伝えた。
SANSによれば、LinkedInでは一時的にアクセスできなくなったり、ユーザーが別のWebサイトに誘導されたりするトラブルが発生していたという。
この原因についてLinkedInは21日、「われわれのドメインを管理している会社から、障害の原因はこの会社側のエラーによるもので、悪質な行為によるものではないとの説明を受けた」とするコメントを掲載した。
問題は既に解決されてWebサイトも復旧しており、現時点でLinkedInの会員情報が流出したりした形跡はないとしている。
一部ユーザーからは、まだWebサイトにアクセスできないという声も出ているが、SANSによれば、LinkedInにアクセスできない、または別のWebサイトに誘導されるなどのトラブルに遭遇したユーザーは、DNSキャッシュをクリアする必要があるという。
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