Microsoft、新興企業支援事業を「Microsoft Ventures」に統合

2008年設立のBizSparkをはじめとするさまざまなプログラムで新興企業を支援してきたMicrosoftが、支援事業を統括する新組織「Microsoft Ventures」の立ち上げを発表した。

» 2013年06月26日 14時29分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは6月25日(現地時間)、新興企業支援のための総合的な組織「Microsoft Ventures」の設立を発表した。「メンターシップ、技術的アドバイス、シード段階での出資、共同販売の機会などを提供することで、世界の新興企業を支援する取り組み」という。

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 同社は2008年に設立したベンチャーファンドBizSparkにより、これまで世界100カ国以上の7万5000以上に上る新興企業を支援してきたという。BizSparkの他にも幾つかのパートナービジネス支援サービスを提供している。

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 Microsoft Venturesはこうした一連の新興企業支援事業を行う組織になる。BizSparkは今後も継続し、Windows、Office、Visual Studio、Windows Azureなどを提供していく。この他、新興企業のための「Ventures Community」、起業家のアイデア実現を支援する短期集中プログラム「Ventures Accelerators」などを展開する。

 Microsoft Venturesについては、26日から開催のBuild 2013で詳細を発表するという。

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