2008年設立のBizSparkをはじめとするさまざまなプログラムで新興企業を支援してきたMicrosoftが、支援事業を統括する新組織「Microsoft Ventures」の立ち上げを発表した。
米Microsoftは6月25日(現地時間)、新興企業支援のための総合的な組織「Microsoft Ventures」の設立を発表した。「メンターシップ、技術的アドバイス、シード段階での出資、共同販売の機会などを提供することで、世界の新興企業を支援する取り組み」という。
同社は2008年に設立したベンチャーファンドBizSparkにより、これまで世界100カ国以上の7万5000以上に上る新興企業を支援してきたという。BizSparkの他にも幾つかのパートナービジネス支援サービスを提供している。
Microsoft Venturesはこうした一連の新興企業支援事業を行う組織になる。BizSparkは今後も継続し、Windows、Office、Visual Studio、Windows Azureなどを提供していく。この他、新興企業のための「Ventures Community」、起業家のアイデア実現を支援する短期集中プログラム「Ventures Accelerators」などを展開する。
Microsoft Venturesについては、26日から開催のBuild 2013で詳細を発表するという。
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