ソフォスが四半期ごとに発表している「スパム送信国ワースト12」の最新版では3カ国が新たにランクインした。
セキュリティ企業のソフォスは7月18日、2013年4月〜6月期の「スパム送信国ワースト12」を発表した。トップは前四半期と同じく米国だったものの、新たにウクライナ、カザフスタン、アルゼンチンの3カ国がランクインした。
ランキングではベラルーシが急上昇して2位になったほか、これまでランクインしたフランスやペルー、韓国は今四半期ではランクインしなかった。また、人口比率に応じてこれを分析すると、スパム配信量が多い国の半数がランキングの圏外になり、ルクセンブルグやシンガポールなどがランクインすることが分かった。
同社ではシンガポールでスパムに関連するサイバー犯罪が多発しているわけではないとし、「最近の多くのスパムは攻撃元から直接ではなく、間接的に配信されるようになっている」と解説している。
順位 | スパム配信量でみた場合 | 比率 | 人口比率でみた場合 | 比率 |
---|---|---|---|---|
1 | 米国 | 13.8% | ベラルーシ | 13.8% |
2 | ベラルーシ | 11.7% | カザフスタン | 11.7% |
3 | 中国 | 5.9% | ウルグアイ | 5.9% |
4 | ウクライナ | 5.5% | 台湾 | 5.5% |
5 | 台湾 | 3.6% | ウクライナ | 3.6% |
6 | インド | 3.6% | ルクセンブルク | 3.6% |
7 | スペイン | 3.4% | ブルガリア | 3.4% |
8 | カザフスタン | 3.3% | マケドニア | 3.3% |
9 | アルゼンチン | 3.1% | チリ | 3.1% |
10 | イタリア | 2.9% | アルゼンチン | 2.9% |
11 | ロシア | 2.6% | スペイン | 2.6% |
12 | ドイツ | 2.5% | シンガポール | 2.5% |
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