インターコムがPC管理ソフトの最新版、WindowsのセキュリティやMac対応を強化

PC管理ソフト「MaLion 4」を発表。Windows XP端末やオフライン端末、Macのセキュリティ管理機能を強化している。

» 2013年10月18日 19時16分 公開
[ITmedia]

 インターコムは10月18日、クライアントPC管理ソフトウェアの最新版「MaLion 4」を発表した。Windows XP端末やオフライン端末、Macのセキュリティ管理機能を強化し、2014年2月に発売する。

 最新版では2014年4月にMicrosoftのサポートが終了するWindows XPを継続利用するユーザー向けに、セキュリティポリシーテンプレートを搭載する。管理対象のXP端末におけるWebアクセスやUSBメモリなどの外部接続機器の利用を制限したり、特定用途のみ許可したりできるほか、カスタマイズも行える。WSUSサーバと連携して更新プログラムの適用状況をMaLionから一括管理できるようにもしている。

 また、オフライン端末での資産管理やMac端末の管理の機能も強化。オフライン端末ではUSBメモリにMaLion 4用の収集プログラムを導入、オフライン端末に接続してIT資産情報を収集し、収集した情報をMaLion 4に取り込んでIT資産台帳で一元管理が行える。

 Mac端末の管理では新たにリモートコントロール機能を提供する。管理者が社内でのMac端末のトラブルに対して、自席から解決対応を図ることができるほか、アクティブウィンドウログの収集、SSLで暗号化されたWebアクセスの制御などもできるようになっている。

 管理対象のOSにはWindows 8.1やWindows Server 2012 R2、Mac OS 10.9 Mavericks、Citrix XenDesktop 7などに対応した。

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