Dropbox、クラウドストレージ連係メッセージングのDroptalkを買収

Dropboxが、メッセージングしながらクラウドでWeb上の画像や個人のドキュメントを共有するサービスを提供するDroptalkを買収した。

» 2014年06月06日 11時43分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Dropboxが、クラウド上でコンテンツを共有しながら会話できるメッセージングサービスを提供する米Droptalkを買収した。Droptalkが6月5日(現地時間)、公式ブログで発表した。

 Droptalkは昨年起業したばかりでまだ製品はなく、Chrome拡張機能のβ版を昨年末に公開し、iOSおよびAndroidアプリを開発している段階だった。

 サービスとしてのDroptalkを使うには、ユーザーはまず“会話”のページを開設してコンテンツを共有したい仲間を招待する。このページでは普通のメッセージングサービスのように会話ができる上、URLやWeb上の画像や動画をドラッグ&ドロップすることでコンテンツを共有できる。PDFなどのドキュメントの共有にも使える。

 drop Webページ上の画像を会話ページにドロップするだけで共有できる

 共有したコンテンツはクラウド上に保存され、新しいコンテンツが追加されると共有メンバーにプッシュ通知される。


 Dropboxは現在、単なるクラウドストレージサービスから次の段階へのシフトに取り組んでおり、4月には写真管理サービスのLoomと、ドキュメント共有・共同編集ツールのHackPadを買収した

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