「Boot Camp 6」、「Parallels Desktop 11 for Mac」に続いて、VMwareが「Windows 10」サポートの「VMware Fusion 8」を発売した。価格は新規が9990円、アップグレードは6290円。
米VMwareは8月25日(現地時間)、同社製の仮想デスクトップソフト「VMware Fusion 8」を発売したと発表した。日本での販売価格(新規)は9990円。Fusion 6.x、6.x Pro、7.x、7.x Proからのアップグレードは6290円。購入方法はこちらを参照のこと。
米Appleの「Boot Camp 6」、米Parallelsの「Parallels Desktop 11 for Mac」に続いて、米Microsoftの「Windows 10」をサポートした。また、今秋リリース予定の次期Mac OS「OS X El Capitan」もサポートする。
ユニティモードでは、Mac OS上で「Cortana」(日本ではまだ使えない)や新ブラウザ「Edge」を使うこともできる。
DiredtX 10とOpenGL 3.3をサポートし、仮想マシン1台当たり最大2Gバイトのビデオメモリを割り当てられるようになったため、画像処理アプリの処理能力が大きく向上したという。
また、4K、5K、Retinaディスプレイに最適化し、Windowsアプリを高精細で表示する。
ただし、米Ars Technicaによると、発売段階のFusion 8には小さなバグがあり、VMwareはこのバグは今後のアップデートで対処すると同メディアに説明したという。具体的には、ユニティモードでWindows 10を稼働させる際、スタート画面が表示されないことがある。また、スタート画面の検索枠部分がMacのドックの裏に隠れてしまうこともあるという。
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