アプリは必要だが、ワンタイムパスワードの文字を入力する手間はなくなる。
インターネットイニシアティブ(IIJ)は3月29日、スマートフォンなど画面をスワイプして二要素認証を行う法人向けの「IIJ SmartKeyマネージメントサービス」を開始した。アプリが必要だが、ワンタイムパスワードの文字を入力しなくて済む。
同サービスは個人向けに無償提供しているスマートフォン向けワンタイムパスワード管理アプリ「IIJ SmartKey」をベースに、二段階認証機能をクラウドサービスで提供するもの。Webサイトアクセスでの2段階認証などに利用できる。
万一ユーザーの端末が紛失や紛失に遭った場合は、管理者ポータルからユーザーのアカウントを無効化して第三者による不正な認証要求を拒否できる。ユーザーの通信環境が良好でない場合は、一時的にワンタイムパスワード方式に切り替えられるという。
利用メニューはアカウント単位の従量課金「エンタープライズプラン」と認証成功の回数に応じて課金される「サービスプロバイダプラン」の2種類で、エンタープライズプランは月額5000円の他に1アカウントあたり月額100円が必要。サービスプロバイダプランは個別見積りとなる。
そんな目的でケータイ電話番号を渡したつもりはないのに……
京都府2市のマイナンバー対応、生体認証で「顔」と「指」に分かれる
第3回 「Windows 10」ではパスワードがいらなくなる?
米Amazon、2段階認証を導入Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.