このフロアは空港をイメージして作られている。
受付を中心に北ウイング・南ウイングがあり、それぞれ会議室がずらりと並んでいるのだ。
ちなみにここで使われている椅子など家具の一部は、石巻の地震被災地の木材を使って作られたもの。
会議室はもちろん、デッドスペースにも打ち合わせができる場所が隠れていて、どこでも質の高いコミュニケーションが生まれるような仕掛けがあった。
内山「あちこちに座って休める場所があるのはありがたいよ。アマゾンってデブに優しい企業なんだね」
藤村・中川「……。」
編集者(休憩用に椅子が置いてあるわけではないんですけど……)
内山「おっ、会議室の窓からは都内がよく見えるねー。会議しながら景色を眺めつつ焼肉とビール、最高じゃない?」
編集者(あちこちの会社にお邪魔していながら、いまだに“会議”を履き違えているようです……)
中でも、一番大きな会議室はこんなに広い! イベントやセミナーなどで使用されることもあるという。
天井のドア型オブジェは、米国でAmazon.comが起業したときにドアを机代わりに使用していたことに由来。それ以来、ドアは“Amazonのアイコン”となっているため、日本でもオブジェとして天井に飾っているという。
内山「ここなら記者会見できるな……Yes we can!」
編集者(内山くん、古い! ……いや逆に旬なのかも! 高度なボケ!)
会議室が連なるスペースを抜け、次のフロアに向かう内山くん。途中でなにかいいものを発見した様子。
内山「さっき無駄に壁を登っちゃったから、汗だくなんだよ。このシャワー使っていい? 」
編集者(お願いですから、取材中に「無駄に」とか言わないでください)
このシャワー室も社員からの要望で設置されたもの。同社では自転車やランニングで出社してくる活発な社員も多く、室内はタオルも完備!
内山「アマゾン、要望出したらなんでも作ってくれるんだなあ。ウチの事務所の出張所も社内のどこかに置いてくれないかな……。あっ、これ正式な要望ね!」
編集者(はいっ! 正式にお断りします!)
内山「おっ、すごいな! このシャワー、超いいやつじやないですか。テレビ局のシャワーよりずっと高級だよ」
このままでは本当に服を脱ぎ出しそうな勢いの内山くん。
内山「やっぱりさっきシャツとパンツ注文しといてもらえば良かったな……」
ECサイト“Amazon”やクラウドサービス「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」を提供するアマゾンジャパンの裏側は、社員が快適に働けるように社員の要望を取り入れ、随所に工夫の凝らされたオフィス空間だった。
後編では、内山くんも驚きの「野菜がおいしい」社員食堂や、「それが社内にあるの?」と驚くこと間違いナシの施設など、まだまだ見どころたっぷりでご紹介します。お楽しみに!
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