メールの宛先を間違えたために、うっかり機密情報を流出させてしまう可能性があります。
企業の情報漏えいに多いのが、メールの宛先間違いによる誤送信で、重要な情報やファイルを誤って送ってしまったという事例です。
重要な情報を外部に送ってしまうと、会社に大きな損害が及ぶことになりますし、場合によっては、送信者に法律違反の責任が問われる可能性もあります。たとえ、内輪のメンバー宛てのメールであっても、メール送信前に宛先を確認するのは最低限のマナーです。
メール送信時には、入力内容を補完してくれるオートコンプリート機能を過信せず、宛先が間違っていないか目視で確認することや、複数の人に一斉同報する際に、面識のない人のメールアドレスが知られることを防ぐよう、宛先をBcc(ブラインド・カーボンコビー)に設定することなどに十分注意しましょう。
MOTEXが作成したセキュリティブック『セキュリティ 7つの習慣・20の事例』から20の事例Q&Aを抜粋。若者からベテランまで、セキュリティの基礎をゆるーいクイズで振り返りましょう。新入社員の教育にも使えるかも? 皆さんなら、もちろん「全問正解」……ですよね?
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