AcrobatとReaderのセキュリティアップデートは米国時間の8月14日に公開予定。この日はMicrosoftも月例セキュリティ更新プログラムを公開する見通し。
米Adobe Systemsは、米国時間の8月14日にAcrobatとReaderのセキュリティアップデートを公開すると予告した。事前告知の対象とはしていないものの、Flash Playerなど他のソフトウェアのアップデートも同時に公開される可能性がある。
Adobeによると、14日のアップデートはWindowsとMac向けに公開され、複数の深刻な脆弱性に対処する。脆弱性は、Acrobat DC/Reader DCの連続トラックが2018.011.20055までのバージョンに、Acrobat 2017/Reader 2017のクラシック2017トラックが2017.011.30096までのバージョンに、Acrobat DC/Reader DCのクラシック2015トラックが2015.006.30434までのバージョンに存在している。
優先度はいずれも「2」に指定され、現時点で脆弱性の悪用は確認されていないと思われる。米国時間の8月14日(日本時間15日)には、Microsoftの月例セキュリティ更新プログラムも公開される見通しだ。
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