チェックインから搭乗まで“顔パス”でウォークスルー 成田空港、顔認証活用の搭乗手続き「OneID」を開始、2020年から

成田空港は、2020年春から、NECの顔認証技術を用いた新しい搭乗手続き「OneID」を開始。チェックイン時に顔写真を登録すると、手荷物預け、保安検査、搭乗ゲートを顔認証のみで通過できる。当初は、第1ターミナル南ウイングと第2ターミナルで運用を開始する。

» 2019年03月04日 07時00分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 成田国際空港(以下、成田空港)とNECは2019年2月28日、顔認証技術を用いた新しい搭乗手続き「OneID」を2020年春から開始すると発表した。導入予定ターミナルは、全日空(ANA)が利用する第1ターミナル南ウイングと、日本航空(JAL)が利用する第2ターミナルで、順次拡大していく。

 OneIDでは、チェックインなど、空港での最初の手続き時に顔写真を登録すると、その後の手荷物の預け入れ、保安検査、搭乗ゲートの手続きで、搭乗券やパスポートを提示することなく、“顔パス”で通過できるようになる。

Photo 「OneID」での手続きイメージ(提供:成田空港)

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