NECと川崎市は、AIを活用した廃棄物収集運搬と処理業務最適化の実用化可能性について調査した。複数の業者を連携させて最適な運搬ルートで廃棄物を収集できるよう、排出場所や排出量、収集希望時間などの情報をAIで分析した。
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NECと川崎市は2019年5月9日、川崎エコタウンでの資源循環と脱炭素化の推進に向けて、AI(人工知能)を活用した廃棄物収集運搬と処理業務最適化の実用化可能性について調査したと発表した。
環境省の「平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域循環圏・エコタウン低炭素化促進事業)」の採択を受けて、2018年9月から2019年2月まで、中商やクレハ環境、エックス都市研究所と連携して実施した。
同調査は、廃棄物の効率的な収集に関するもの。NECによると、近年、脱炭素化という環境課題に加え、少子高齢化によって廃棄物の収集運搬を行うドライバーなどの人材が不足しており、業務効率化が課題になっている。
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