WannaCryの再来も危惧される脆弱性「BlueKeep」は、Windows 2000やVistaにも存在していることが分かった。
「WannaCry」のようなマルウェアに悪用される恐れがあるMicrosoft Windowsの脆弱(ぜいじゃく)性「CVE-2019-0708(通称「BlueKeep」)」が、「Windows 2000」や「Windows Vista」にも存在することが分かった。米国土安全保障省のサイバーセキュリティ機関CISAが、2019年6月17日に公開した脆弱性情報で伝えた。
Microsoftは、同年5月14日に公開した月例セキュリティ更新プログラムで、BlueKeepの問題を修正。その時点では、「Windows 7」「Windows Server 2008」「Windows Server 2008 R2」と、サポートが終了した「Windows XP」「Windows Server 2003」の各OSに同脆弱性が存在することを確認していた。
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