「Chrome 76」が安定版に、Flashはデフォルトでブロック

Chrome 76は全てのFlashをデフォルトでブロックし、ユーザーがシークレットモードを使っていることをWebサイト側が検知できてしまう問題にも対応した。

» 2019年07月31日 11時34分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 Googleは7月30日、Webブラウザ「Chrome 76」の安定版をWindows、Mac、Linux向けに公開した。今後数日から数週間かけて、ユーザー向けに配信される。

 ITニュースサイトの「9to5Google」によると、Chrome 76は全てのFlashをデフォルトでブロックする。ユーザーが設定を切り替えれば、「Flashを実行するかどうかをまずユーザーに確認する」というこれまでのオプションに戻すことも可能だが、ブラウザを再起動するたびに、各サイトについてFlash実行の許可が求められる。

 GoogleはFlashに代わってHTML5の使用を推奨しており、Chromeは2015年から、段階的にFlashコンテンツの自動再生を中止し、デフォルトで無効とする措置を導入していた。

シークレットモードの使用を巡るプライバシーも強化

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ