富士通の「ロボットAIプラットフォーム」、トラック運送事業者向け点呼業務支援ロボットに採用

浅井がナブアシストの点呼業務支援ロボットを採用。富士通の「ロボットAIプラットフォーム」を活用して、運転者の体調などを確認しながら点呼支援を実施する。日本貨物運送協同組合連合会はトラック運送事業者に対して、同ロボットの導入を推奨している。

» 2019年09月03日 08時16分 公開
[ITmedia]

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 富士通は2019年9月2日、物流サービスの浅井が、ナブアシストの点呼業務支援ロボット「Tenko de unibo」を採用したと発表した。同ロボットは、富士通の「ロボットAIプラットフォーム」とユニロボットのコミュニケーションロボット「unibo」を活用し、運転者の体調などを確認しながら点呼支援を実施する。

システム構成 Tenko de uniboシステム構成(出典:ナブアシスト)

 トラック事業の運行管理者は、貨物自動車運送事業法などにより、運転者に対する点呼が義務付けられている。点呼は乗務前と乗務後に対面で実施されるが、現在、人手不足などが原因で、点呼業務の効率化や質の維持が課題となっている。

アルコールチェックや点呼記録のクラウド保存、自動施錠も

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