日本マイクロソフトの「社長不在期間」が4週目に突入した。2019年7月に平野前社長の退任と新ポスト就任を発表し、8月末には新年度の事業戦略を発表した裏側にある、グローバル規模の事情と新社長人事とは。
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日本マイクロソフトの平野拓也前社長が2019年8月31日付で退任してから、3週間以上が経過した。この間、日本マイクロソフトは新社長を発表せず、社長不在の状態が続いている。
新社長が発表されない背景には「外部からの登用が濃厚で、調整に時間がかかっている」といった事情があるとみられている。
2019年7月に平野前社長の退任が発表された時点で、「8月中の新社長発表はないが、一方で、9月中には新社長が発表される公算が高い」とみられていた。だが、現時点では10月以降に新社長が発表される可能性が高くなっている。
本来ならば、平野前社長の退任前に新社長が発表され、併せて会見が行われるのが正しい流れだが、そうもいかない事情があったようだ。
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