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» 2019年09月30日 12時00分 公開

Microsoft Focus:現場にAI&クラウド人材は定着するのか? MSの新支援プログラムの狙いとは (1/2)

日本マイクロソフトは、企業のDXを推進するために新たな支援プログラムを開始した。教育体制を顧客まで対象を拡大したプログラムの狙いとは。

[大河原克行,ITmedia]

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 日本マイクロソフトは、クラウドおよびAIのテクニカルスキルの向上や、人材育成に向けた顧客向け支援プログラムを開始した。

 この支援プログラムでは、大企業や中堅中小企業向けにスキル育成プログラムが用意している点が特徴だ。大企業向けには、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するためのスキル習得や顧客ごとの課題に沿ったトレーニングプランの策定を実施。中堅中小企業向けには、無償のオンライントレーニングの提供やスキリングイベントの開催などに取り組む。

 日本マイクロソフトでは2019年7月からスタートした2020年度に、「お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進における信頼されるパートナーへ」という目標を掲げる。その具体的な注力分野として、「お客様の業種業態に最適な支援の推進」「モダナイゼーションの加速(ITインフラの最適化)」とともに、「クラウド&AI人材の育成」を挙げる。

 「クラウド&AI人材の育成」では、DXを推進する人材の育成を推進する。具体的な取り組みとして、同社はクラウド&AI人材育成プログラムの提供、顧客のデジタルスキル育成、パートナーにおけるトレーニング拡大、日本マイクロソフト社員のテクニカルスキル向上を挙げていた。

日本マイクロソフト チーフラーニングオフィサー(CLO) 執行役員 プロフェッショナルスキル開発本部長 伊藤かつら氏

 こうした取り組みに向け、Microsoftはグローバル規模で、新役職であるChief Learning Officer(CLO)を2019年7月1日付で設置した。日本マイクロソフトでは、伊藤かつら執行役員がこの役職に就いた。全世界で14人が同役職に就いているという。

 伊藤氏は、「MicrosoftはTech Intensity(技術強度)を掲げ、テクノロジーを企業の中やビジネスに実装する支援をすることで、顧客ビジネスの成長を目指している。これをドライブするために、DXを推進できる人材の育成に取り組む。パートナー、日本マイクロソフト社員だけでなく、お客さまに対してもクラウドおよびAIの人材育成を支援する点が、これまでにない新しい取り組みになる」とした。

大企業や中堅中小企業向け 日本マイクロソフトのスキル育成プログラム

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