日本IBMが日本航空の新システム基盤を構築、3つのクラウド基盤を統合運用

日本IBMは、日本航空のハイブリッドクラウド基盤とその統合管理システムを構築し、全面的な運用を開始した。統合管理基盤でプライベートとパブリック、専有と共有など、性質やベンダーが異なるクラウド基盤をまとめて管理する。

» 2019年09月30日 08時29分 公開
[ITmedia]

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 日本IBMは2019年9月27日、同社が構築した日本航空のハイブリッドクラウド基盤とその統合管理システムの運用を、同年6月に開始したと発表した。

 日本航空は新システム基盤を構築するに当たって、次の3つの課題解決を図った。

 1つ目は「標準化したインフラサービスによる、基盤構築の迅速化と高い可用性の確保」。2つ目は「インフラリソースの適切な配分と運用業務の自動化による業務効率の改善に加え、運用管理業務の効率化とコストの適正化を図ること」。3つ目は「仮想化によってインフラ基盤を統合して既存環境を確実に移行するとともに、今後の柔軟な拡張性を確保すること」だ。

性質やベンダーの異なる3つのクラウド基盤を統合管理

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