「ToTok」はUAE政府のスパイツールだった? GoogleとAppleが提供中止

中東を中心に人気のメッセージングアプリ「ToTok」について、New York Timesが「実態はスパイツールだった」と報じている。

» 2019年12月24日 15時13分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 メッセージングアプリ「ToTok」は2019年12月23日、Googleの公式アプリストア「Google Play」とApple公式の「App Store」で、同アプリが入手できなくなっていることを明らかにした。

ToTok 2019年12月24日時点で、アイコンから公式サイトへのアクセスができない状態になっている。Android版アプリのダウンロードは可能(出典:ToTok)

 ToTokは提供中止の原因を「技術的問題」と説明している。一方で米国のメディアNew York Timesは、機密情報に詳しい米当局者とともにアプリおよび開発者について独自に調べた結果「ToTokの実態はスパイツールだった」と報じた。

UAE政府がToTokでユーザーの追跡を試みている?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.