PCやスマートデバイスは、新しいデバイスのニュースを楽しみに追いかけ、手に入ったらワクワクしながら開封して初期設定を済ませる――そんな「使い始めるまでの喜び」を感じる人だけに向けたものではありません。特に初期設定や管理は、法人にとっては単なる「コスト」なのです。
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先日、4年ぶりにメインマシンを買い換えました。キーボードが改善された2020年版の「MacBook Air」です。4年間頑張ってくれたMacBookには感謝しつつ、クリーンアップして売却と相成りました。
自分でも驚いたのが、買い換えまでの4年間に「どうしても欲しい!」と思うMacが出なかったことです。思えば10〜20年前は、自分の端末に名前を付けてかわいがっていたのですが。自分にとってのPCが「単なる道具」になってしまったことに、少々寂しい思いもありますね。
道具となるとセットアップも“作業”でしかなく、ワクワクできません。以前は復元に33時間かかりそうになったこともありますが、クラウドストレージメインに運用を変えていたため今回は楽なもの。どうしてもインストールしなければならない2、3のアプリだけ個別に入れる作業のみで、以前の環境を移行できました。最後に、20年近く前に付けた“いつものPC名”を設定して完了です。
こういった作業をするたびに思うのが、アマゾンが提供するデバイスの、セットアップのクールさです。
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