不具合はユーザーからの問い合わせで判明。ヤフーは影響を受けたユーザーに情報の再登録を呼びかけている。
ポータルサイト「Yahoo! Japan」を運営するヤフーは2020年8月6日、同社の各種サービスに使われる「Yahoo! Japan ID」の登録情報システムに不具合が発生し、一部ユーザーの登録情報が他ユーザーのアカウントに誤って反映されたと発表した。
Yahoo! Japan IDは、ヤフーが展開する「Yahoo! ショッピング」や「Yahoo! オークション」といったサービスに共通で使われている。
不具合は2020年7月29日〜8月4日にかけて発生し、この間にID登録情報を編集したユーザーの姓名や住所といった情報が、他ユーザーのアカウントに誤って上書きされた。影響を受けたIDは38万7640件にのぼるとみられる。ヤフーは誤って上書きされた情報を全て削除した。
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