契約業務をDropboxで完結 電子署名サービスがスタート

Dropboxは、HelloSignの日本向けの提供を開始すると発表した。Dropboxと連携した一機能として提供する。契約締結業務における電子署名を拡大し、脱ハンコを促進させる目的だ。

» 2020年10月01日 07時00分 公開
[田渕聖人ITmedia]

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 Dropbox Japan(以下、Dropbox)は2020年9月30日、電子署名プラットフォーム「HelloSign」の提供を日本で開始すると発表した。同社のオンラインストレージサービス「Dropbox」と連携し、その一機能として提供する。Dropboxは同年6月に、同サービスを手掛けていたHelloSignを買収し、Dropboxと連携した電子署名サービスを日本向けに提供すると発表していた。

 HelloSignは、オンラインでドキュメントの署名や署名依頼を可能にするプラットフォーム。同プラットフォーム内の電子署名は、EUや米国、英国、カナダなどの地域で法的拘束力を持つ。

HelloSignの利用イメージ(出典:HelloSign)

 Dropboxによると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて企業のテレワークが進む中、スムーズに契約を完了させるため電子署名を検討や導入する企業が全世界で増えているという。

 Dropboxは、HelloSignの利用により「電子署名における法的拘束力は保ったまま、ドキュメントの返送スピードを従来の契約書よりも80%短縮できる」と説明する。

Dropbox版HelloSign ユーザーにはどんなメリットが?

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