電子サインサービス「Adobe Sign」がバージョンアップ セキュリティ機能を強化

2019年8月に、Forrester Consultingが実施した調査によると、Adobe Signユーザーが書類の署名をもらい文書をまとめるまでの時間は、同サービスの利用で7日間から2時間(96%減)に減少したという。

» 2020年06月04日 13時15分 公開
[ITmedia]

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 アドビシステムズは2020年6月3日、電子サインサービス「Adobe Sign」の新バージョンの提供を開始すると発表した。同サービスは、機能を拡張しセキュリティやコンプライアンスを強化しているという。

 また、同サービスはアップデートに伴い、米国食品医薬品局(FDA)が定めた、ヘルスケアおよびライフサイエンス業界の電子記録と電子署名に関する規則「連邦規則第21条第11章(21 CFR Part11)」に準拠した。

 同社は発表の中で「従業員のリモートワークが進む中、金融サービスや政府機関、ヘルスケア、ライフサイエンスなどの規制の厳しい業界では、セキュリティとコンプライアンスがこれまで以上に重要になる」と指摘し「21 CFR Part11への準拠が義務付けられる企業にとって、今回のアップデートは特に重要だ」と述べた。

Adobe Sign アップデートした機能の概要とは?

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