Red HatがInsightsの機能を拡張 ハイブリッドクラウド向け新製品、Red Hat OpenShift Platform Plusも発表ハイブリッドクラウドを統合管理

Red Hatは、「Red Hat Insights」に、「Red Hat OpenShift」と「Red Hat Ansible Automation Platform」「Red Hat Enterprise Linux」用の拡張機能を追加した。オープンハイブリッドクラウドのセキュリティを統合管理する。エンタープライズ向けの新たなKubernetesプラットフォーム「Red Hat OpenShift Platform Plus」も発表した。

» 2021年05月17日 07時30分 公開
[ITmedia]

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 Red Hatは2021年4月27日(現地時間)、オープンハイブリッドクラウドの予測分析サービス「Red Hat Insights」に、コンテナ基盤「Red Hat OpenShift」とエンタープライズ向けのIT資産自動化プラットフォーム「Red Hat Ansible Automation Platform」(Ansible Automation Platform)、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)用の拡張機能を追加したと発表した。

 これによってRed Hat OpenShiftやAnsible Automation Platform、RHELが稼働するハイブリッドクラウドの可視性と分析を向上させる。

 Red Hatは同日、コンテナオーケストレーション基盤「Kubernetes」を使った新たなエンタープライズ向けプラットフォーム「Red Hat OpenShift Platform Plus」も発表した。同社によれば、Red Hat OpenShift Platform Plusは、Red Hat OpenShiftの実行環境でのビルドやデプロイ、実行に必要なツールを全て含むという。

ハイブリッドクラウドを統合管理 Red Hat Insightsの機能拡張の詳細とは?

 Red Hat Insightsは、ITシステムの保守や最適化などに向けた専門知識をサービスとして提供する。クラウドサービススイートだ。Red Hatが顧客から収集したデータを基盤に構築したエキスパートシステムを使用する。ソフトウェアのセキュリティや構成の問題によってクラスタ障害やアップグレードの失敗などを引き起こす前に、問題を予防的に検出、分析、修正できるようにする。

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