コンテンツの作成から破棄までを一元管理 Boxがセキュリティ機能をアップデート

クラウド化が進みファイル共有システムのニーズはますます高まっている。そんな中、Boxがセキュリティ機能の強化を発表した。コンテンツの作成から破棄までのライフサイクルを一元管理する仕組みとは。

» 2021年05月31日 07時15分 公開
[田渕聖人ITmedia]

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 Box Japan(以下、Box)は2021年5月28日、自社が運営するオンラインストレージサービス「Box」に複数のセキュリティ機能を追加したと発表した。

 同社は2021年2月に「コンテンツクラウド」をブランドメッセージに掲げて、Boxを「クラウド・コンテンツ管理(CCM)プラットフォーム」と位置付けた。コンテンツの作成から破棄までの「コンテンツジャーニー」を一元管理するセキュアなファイル共有システムとして、業務間の連携とコンテンツを集中管理する仕組みを整える。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けて企業のテレワークが促進される中、法令順守に配慮しつつ、セキュアにファイルを共有するニーズは日に日に高まりを見せる。高度化したランサムウェア攻撃や内部不正への対策も必要だ。本稿は、Boxのオンライン記者説明会で発表されたセキュリティ機能を紹介する。

クラウド時代に適応したファイル管理を 3つのセキュリティ機能強化の詳細は?

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