日米でDXの進捗に大きな差 技術導入以外の部分でも課題か――IPA「DX白書2021」

IPAは「DX白書2021」発刊に当たって実施した調査では、日本企業は米国企業に比べてDXの取り組みが遅れていることが分かった。具体的にどのようなポイントで“差”がついたのか。

» 2021年10月12日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 情報処理推進機構(IPA)は2021年10月11日「DX白書2021」を発刊した。日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援することを目的に、日米企業のDXの現状や、DX推進への課題と対策などを包括的に解説した。

全社の戦略から人材確保まで、日本と米国のDXに広がる差

 DX白書2021の発刊に当たり、IPAは日米企業のDX動向について比較調査を実施し、日本企業534社、米国企業269社から回答を得た。その結果、日本企業は米国企業よりもDXへの取り組みが遅れていることが分かったという。

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