テレワークやハイブリッドワークなど新たな働き方から生じる孤立感や終わらないToDoリストはIT担当者に大きなストレスを与えている。IT担当者のバーンアウト(燃え尽き)を防ぐためにリーダーができることは何だろうか。
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疎外感や業務をリモートで継続するプレッシャー、エンドレスなToDoリスト、プライベートな問題などに見舞われながら、業務を継続することはIT担当者にとって大きな負担となっている。
2020年12月に発表された600人のフルタイムの従業員を対象にしたUnify Squareの調査(注1)によると、IT担当者の10人に6人(61%)が「テレワークに移行してからストレスレベルが上昇した」と回答した。主なストレス要因としては「日常生活において通勤がなくなったこと」「対面でのコラボレーションが減ったこと」「自宅で集中力を保てないこと」などが挙がった。
また、匿名SNSの「Blind」で2200人のIT担当者を対象に実施した調査によると、従業員の54%が「疲れ切っている」と回答しており、"燃え尽き症候群"の懸念があるという。
IT担当者は、勤務先で使用されるテクノロジーやIT部門にも不満を持っている。ClickUpが実施した調査(注2)によれば、回答者の43%は、仕事に使用するツールやアプリの数に不満を感じている。42%は新しいツールやアプリの導入に関して、勤務先が「暗黒時代」に陥っていると回答している。
ITエグゼクティブとマネジャーは、次のような方法でIT担当者の不満に対処してモチベーションを高められる。
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