戸田建設がシステム内製化を目指し、VMwareベースのハイブリッドクラウドを採用、基盤はOCIミッションクリティカルなシステム基盤のハイブリッドクラウド移行を実現

戸田建設がVMwareで運用していた基幹システムのクラウド移行に「Oracle Cloud VMware Solution」を採用した。「Oracle Cloud Lift Services」を活用して、同社主導でVMware環境をOracle Cloud Infrastructureに構築し移行、運用する。

» 2022年01月28日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 戸田建設がVMwareで運用していた基幹システムのクラウド移行に「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)の「Oracle Cloud VMware Solution」を採用した。日本オラクルが2022年1月27日に発表した。

 戸田建設は、生産性向上に加え、新規サービスや新規ビジネスモデルの創出に向けて、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している。その一環として、基幹システムの再構築に2019年度から取り組み、内製化やレガシーモダナイゼーションに向けて、基幹システムのクラウド化を検討していた。

主体的にハイブリッドクラウド化を進めるために選択した構成は?

 既存の基幹システムを含む全ての社内システムは、単一のデータセンターに設置されたVMware基盤で稼働していた。クラウド化に当たっては、複数のパブリッククラウドを比較検討した上で、Oracle Cloud VMware Solutionを採用したという。

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